看護師の転職

どんな職場が働きやすい?転職でチェックすべきポイントをまとめました!

どんな職場が働きやすいのかは、転職してみないとわからないと思っていませんか?確かに働いてみなければわからない事もたくさんありますが、転職前にある程度の事は調べる事ができるんです。

転職に失敗するリスクを少しでも減らすために、働きやすい職場はどんな職場なのかについて考えながら、転職前にチェックすべきポイントをまとめていきますので、一緒に見ていきましょう♪

1、働きやすい職場とは?

働きやすい職場とは、どんな職場の事を言うのでしょうか。価値観は人それぞれなので、一概には言い切れない部分もあると思いますが、私が思う働きやすい職場に共通している事を挙げてみたいと思います。

〇人間関係

看護師として働く以上、女性が多い職場で働かなければならないのは仕方ありませんよね。女性が多い職場は何かしらの人間関係や派閥が出てくるものです。人間関係に関する多少のトラブルは我慢できるケースもあるかと思いますが、改善も難しいような根深い人間関係は職場内の雰囲気にも関わってきます

人間関係から見る働きやすい職場に共通している事をいくつか挙げると、以下のような事が共通しています。

  • お互いを尊重し合い、プライベートまであまり踏み込まない
  • 業務は協力してしっかりこなす
  • 上司と部下のコミュニケーションが取れている

どんなに自分にとって雇用条件が良い場合でも、人間関係が最悪だと仕事を続けられなくなる可能性もありますし、人間関係の悩みから精神的に負担となってしまう事も考えられます。

逆に人間関係が良い職場は、お互いを思いやりながら仕事ができる環境となり、ストレスなく快適に仕事をする事ができると思います。仕事に集中できる環境が整いやすいと言えますね。

〇経営が安定している&離職率が低い

経営が安定しているのは大前提ですが、看護師の場合注目したいのは「離職率」です。離職率が高いという事は、それだけ働く看護師の入れ替わりが激しいという事になり、逆に離職率が低いのは看護師が定着しているという事になります。

離職率が低い=現状に満足して働いている看護師が多いという事なので、働き続ける条件には個人差があるものの、それぞれの条件を満たしている職場と言えます。

〇残業代が出る、福利厚生が充実している

「いまどき残業代が出ない職場があるの!?」と思った人は、良い職場で働いてきた人ですね。職場によって残業代が出ない事なんて良くある話です。以前私が勤めていた職場では、新人の1年間はもちろん残業代なんて出ませんでしたし、残業報告もいちいち申告制でした。

しかも申告しても、他の看護師が定時で帰った時に申告していれば上司に呼ばれ「なぜこの日はあなただけ残業申請しているの?」と質問される事もありました。今思えばブラックだったのかも知れません。中には全く残業代を出さない職場もあるようなので、当たり前に残業代を貰えると思っている考えは捨てた方が良いですね。

福利厚生については、職場によって様々です。レストランが割引になったり、格安でホテルに泊まれるなんて事もあります。ちなみに今私が働いている職場は、小さいクリニックなので福利厚生が少ない分、ボーナスで支給されたり職員全員でフルコースを食べに行ったりするので満足できています♪

〇社内教育が充実している

「社内教育とは?」と思う人もいるかも知れません。職場によって教育方法や内容に違いはありますが、接遇研修やマナー研修、感染対策研修、救命救急研修などの事です。委員会が主催して行われる事もあり、社内研修が充実していると働くスタッフ間での共通認識ができるようになります

社内研修が多いと面倒に感じる場合もあると思いますが、私の経験から言うと最低限の社内研修は必要だと思います。以前働いていた内科のクリニックでは、全く研修がなく楽だと思っていましたが、いざ救命が必要になった時に看護師を含めた他のスタッフが全く連携が取れずバタバタした事がありました。

〇業務がある程度マニュアル化している

ひと昔前は「仕事は見て覚えろ」と言われたものですが、今は手取り足取り教える時代です。と、私もプリセプター研修を受けた時に教わりました(笑)働き始めてすぐは、何もかも初めて尽くしで覚える事がたくさんですよね。

それがマニュアル化され、資料にでもなっていると覚えやすいだけでなく共通して誰でも同じ手順で業務をこなす事ができるようになります。私が新人の頃働いていた職場は、ある程度の業務がマニュアル化されていて、資料もまとめてあったので、わからない事があったりすると事前に調べたりする事もできました。

ですが、次に転職した職場ではマニュアルなんてものは1つもなく「経験があればできるよ」「見てたらわかるから大丈夫」と指導すらない職場で、慣れるまで本当に苦労した記憶があります。

まとめ:自分にとって働きやすい職場を考える

働きやすい職場と聞かれて、思い浮かぶのはどんな環境ですか?私の場合は、休みがしっかり取れる(育児に対する職場の理解がある)、給料が安定している・ボーナスがある、良好な人間関係が保てるだと思っています。

働きやすい職場で働いていると、自然と気持ちに余裕が生まれるので、他のスタッフに対する思いやりも出てきますし、やりがいを持って仕事をする事ができると思います。転職を考え始めた時に、自分にとって働きやすい職場はどんな職場なのかを一度考えてみましょう。

2、転職を考えた時にチェックすべきポイント

働きやすい職場について考えたら、次は転職に向けてチェックしていきましょう。転職してから気付く事もありますが、転職前に知る事ができる事もあります。

〇今働いている職場と転職を考えている職場を比較した時にメリットが大きいかどうか

せっかく転職するのですから、今働いている職場より条件が良い職場へ転職したいですよね。自分にとって譲れない条件から絞っていき、今よりも働きやすい職場を見つけましょう。

〇離職率

【離職率が低い=看護師の入れ替わりが少ない=満足して働いている看護師が多い】という事が考えられます。離職率が低い職場の求人は滅多に出る事がない人気の求人または、希少求人という事になりますよね。

逆に【常に求人が出ている・離職率が高い=看護師の入れ替わりが激しい=何かしらの問題がある】と考えられます。そのような職場への転職はすぐに決めずに、じっくり検討する必要があると言えます。

転職を考えている職場の離職率は、ハローワークや転職サイトで事前に知る事ができますし、どのような理由で離職したのかも聞くと教えてくれる場合もあります。

〇長く勤められるかどうか

働いてみないとわからない事もありますが、働くからには長く勤めたいですよね。転職するとなると、自分の生活環境にも影響します。そのため、自分の生活に負担とならないかを考え、条件にマッチした転職先を見つけるようにしましょう。

まとめ:転職先を探す上での注意点

働きやすさを求めるあまり、求人情報にある働きやすさを参考にする人も多いかと思いますが、求人情報に書かれている事は良い事ばかりなので全てを鵜呑みにしないようにしましょう!

前述したように、自分の希望条件とたくさんマッチする求人情報と巡り合うまでは焦る必要はありません。じっくり時間をかけて自分と相性の良さそうな転職先を見つけて下さいね^^

-看護師の転職

Copyright© My BLOG , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.