看護師の仕事 看護師の転職

まだ辛い仕事をしているの?苦しいだけなら「転職」を考えよう

世間一般的な看護師のイメージはと言うと、「優しい」「給料が良い」「一生ものの資格(仕事)」「忙しい」などのイメージが強いかと思います。比較的羨ましがられる事の多い看護師という資格ですが、私の看護学生時代の友人は看護師免許を取得したにも関わらず、今は医療業界とは全く畑違いの職場で働いています。

もちろん、看護師免許を取得したからには看護師として働き続ける人の方が大半だと思いますが、看護師という仕事は体力的・精神的負担があるというのは間違いありません。そこでここでは、看護師の仕事が辛いと感じる理由を思いつく限り挙げ、限界が来た時の対処法もまとめますね。

看護師の仕事が辛いと感じる理由

看護師の仕事と言っても、働く職場環境によって業務内容も大きく異なりますが、看護師の仕事が辛いと言われる理由で多いものを紹介していきます。

〇体力的問題

看護師は不規則な勤務を強いられます。若い頃は大丈夫だったのに、年齢を重ねるにつれて夜勤が辛くなってきたという声も良く聞かれます。また、病棟では患者様の日常生活の援助をする上で、どんな場面でも介助は欠かせません。

中には自分よりも重たい患者様を抱えなければならない事も少なくなく、体力的に辛いと感じる看護師も多いです。私が以前働いていた病棟では患者様を介助する場合「2人以上で介助するように」と言われていましたが、急いでいる時や他のスタッフが見つからない場合などは結局1人で介助してしまう事もありました。

業務の影響による関節痛や腰痛などを治療しながら働く看護師もいて、体力的な問題が深刻化している職場もあるようです。

〇精神的問題

看護師が働く職場は、まだまだ女性が多い職場です。そのため、職場内の人間関係に悩まされる看護師も少なくありません。中には人間関係が原因で精神疾患を患ってしまったという話も聞いた事があります。

また患者様との関わりも、人と人との関わりになるので、良い面もあれば悪い面もあります。知らず知らずにストレスを抱えてしまう看護師が意外に多い事を知っておきましょう。

〇人の死に関わる

看護師の仕事は命を預かり、命に関わる仕事です。何度患者様の亡くなる場面に立ち会っても慣れる訳がなく、そのたびに苦しくなります。人の死に直面するかどうかは診療科によって大きく異なりますが、中には辛すぎて看護師という仕事を続けられないと感じる人もいます。また、予期せぬ急変対応などのプレッシャーも計り知れないものがあります。

〇看護師の人材不足による過重労働

高齢化社会に伴い、今後も看護師の人材不足の深刻化が懸念されています。職場内で看護師の人数が足りないという事は、看護師1人あたりの仕事量が増え、長時間労働や過重労働などを強いられるケースもあります。

働く看護師が少ないと思うように休みを取れない、様々な負担が増える事が考えられ、体力的・精神的な疲労感の蓄積も出てくるでしょう。

〇医療行為に対する不安

基本的な医療行為に加え、医師の介助なども含め専門的な医療行為を行う事が多い看護師は、1つのミスが命取りになる事もあるので、プレッシャーや緊張感と日々戦いながら医療行為を行わなければなりません。些細なミスやヒヤリハットが医療行為に対する恐怖を生み、自信を無くしてしまう看護師もいます。

余談にはなりますが、私が新人の頃働いていた病院は、急性期病棟勤務の看護師がオペ室勤務も兼務しながら、祝日の救外対応も行っている職場でした。今振り返ると自分にとって良い経験になったと思えますが、働いている当時は不規則な勤務だけでなく、仕事量が多く定時に帰る事もできず覚える事が多すぎて辛かったですね。

看護師の仕事が辛いと感じても仕事を続けるべきか、それとも思い切って辞めるべきか

看護師の仕事が辛いと感じる時は結構ありますよね。そんな時に考えるのはこのまま働き続けるか思い切って転職するかだと思います。もちろん、看護師という仕事は一生ものなので、看護師という仕事自体を辞めてしまうのはさすがにもったいないと思います。

せっかくなので2つのケースを分けて考えてみましょう。

〇同じ職場に留まりこのまま働き続ける

看護師の仕事が辛いと感じている状況で、今後も同じ職場に留まるという選択肢は、私としてはあまりオススメできません。なぜかと言うと、急に看護師の数が増える、すぐに業務内容が軽くなるなど、劇的に環境が変わるという事は考えられないからです。

もちろん働き続ける事で、受け取れる退職金が増える、役職が付く(かも知れない)などのメリットもありますが、これらのメリットだけで辛さが緩和されるとは考えられませんよね。

〇思い切って転職する

現状に満足できない、仕事自体が負担になっている場合は思い切って転職しましょう。私はライフスタイルの変化と共に2度転職を経験していますが、全く後悔はしていませんし、むしろ2度の転職を経験した事で自分にとっては良い経験ができたと思っています。

転職を考えると、現在働いている職場よりも環境や雇用条件が良いところで働きたいと誰もが思います。また、転職を決断するには、勇気がいりますし、他のスタッフの事も考えるとすぐには辞められないというケースもあるでしょう。ですが、自分は自分という意思をしっかり持ち、思い切る事も大切なのではないでしょうか。

転職する上で大切な事は焦らないことです!焦って転職先を決めても良い事は絶対にありまあせんので、時間がかかっても転職して良かったと思えて満足ができる、自分に合った辛くない職場探しをして下さいね^^

-看護師の仕事, 看護師の転職

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