今の職場に不満があり、転職したい方は多いではないでしょうか?
しかし、実際のところ転職したいところが人気で倍率が高くてアピールをしなければならないということありませんか?
せっかくキャリヤやスキルがあるのにそれをしっかりアピールしなければ意味がありません。今回はキャリアとスキルの棚卸し方法をお話ししていきたいと思います。
1、アピール上手は転職上手!?
まず先ほど述べたのですが、せっかく看護師としてのキャリア、スキルがあるのにアピールが下手くそだと相手にうまく伝わりませんよね。同じような方が面接を受けていて、そちらの方が上手にアピールしていれば、やはりアピール上手の方を採用する側は採用します。アピール上手は転職上手なのは事実です!アピール上手な方は自分自身のキャリアとスキルを上手に棚卸をして自分自身のアピールポイントを明確にしましょう。
2、キャリアとスキルの棚卸し方法
それではみなさんがきになるキャリアとスキルの棚卸し方法をお伝えしていきます。
(1)現在の仕事中の1日の流れを書き出そう
朝の情報収集から定時までにいつも何をしているか書き出しましょう。例えば、8時半朝の申し送り、9時半検温開始、点滴などの処置などを時系列に書き出しましょう。
(2)「どんな姿勢で取り組んだか」「どんな実績を出せたか」を書き出しましょう。
1日の業務を書き出したらその隣に「どんな姿勢で取り組んだか」「どんな実績を出せたか」を書き出しましょう。
「姿勢」については、その業務をする時に気を付けたことや工夫したこと、意識したことを振り返ってください。すると「忙しくても患者さんに笑顔で接してきた」などあなたがどのように仕事をしてきたのかが分かってきます。
「実績」については、数字や明確な事実としての実績を書くのが難しければ、「リーダー業務を任されることが多かった」「ある程度経験を積んでいるから呼吸器の患者さんを受け持っていた」など自分なりにやり遂げたと思えたことや手応えを感じたことでOKです。あまり大げさに考えず、何でもいいので書いてみましょう。
(3)変化のタイミングごとの1日を思い出して同じことをやってみよう!
「現在の一日」を洗い出したら、同じ作業を、過去の職務、部署異動、昇進、転職など変化のタイミングごとの一日を思い出してやってみましょう。新人、リーダー業務開始時期、プリセプターなどどんどん変化したきたタイミングの1日を上記のように書き出してみて下さい。
新人よりも出来るようになったこと、初めての技術はどのように習得したか、どのように先輩とコミュニケーションをとってきたか、現在はどうなのか、など明確になってきますよね。
(4)自分の強みは一体なんだ!?
現在と変化のタイミングごとに1日の流れを書き出して、姿勢や実績を明確にしていくことで自分自身の強みは見えてきましたのではないでしょうか。
私も実際にやってみて、新人からずっと患者さんに対して優しく接することを心がけていることに気づかされ、転職の面接の時は、どんなに忙しい時も患者さんには優しく接しています!と面接で言ったことがあります。転職を考えている方は一度やってみる価値ありますよ。
まとめ
いかがでしたか?転職するときに自分のスキル、キャリアは大きな武器です。それを上手に伝えるためにも、私が紹介した棚卸方法を実践してみてください。自分自信の強みが見えてくると思いますよ。