看護師は専門職で、人の生命に関わる仕事です。他の仕事にはないエピソードはたくさんあります。詳しいエピソードは患者さんの個人情報があり、患者さんとのエピソードは書けませんが、患者さん以外で看護師ならではのエピソードから学んだことをお話ししていきたいと思います。
1.とりあえず早歩き、早食いになる
看護師の仕事はとにかく忙しいです。患者さんのケアをしながらナースコール対応、医師の診察介助、サマリーなどの書類整理などたくさんあります。のんびり病棟内歩いている場合ではありません。でも走るわけにはいかないので早歩きで行動します。1分あれば違う仕事ができるので分刻み、人によっては秒刻みで仕事をしています。また、お昼休憩も忙しくてなかなかとることができません。急変で呼び出しがかかることもあるので、とりあえず早食いになります。カップラーメンは伸びてしまう可能性があるので、おにぎりやお弁当など時間がたっても食べられるようなものを看護師さんは選んでいます。私も、忙しい時に麺類を選んでしまい、伸びてしまったことがあります。そこから学んで、麺類などではなくおにぎりやお弁当を持っていくようにして冷めてもおいしく食べられるものを選ぶようになるようになりました。
2.夜勤明けはジャンキーフードが食べたくなる
夜勤明けは無限の食欲になり、よく同期と夜勤明けラーメンやお好み焼き、焼肉定食などを食べに行っていました。夜勤はエネルギーを消費するので、夜勤終わりは眠気よりも空腹になる人が多いです。そのため、ついついジャンキーフードが食べたくなるんですよね。しかし、そんな生活をしていたら当たり前ですが、とても太りました。その経験から私は、ジャンキーフードは避けて、普通の朝食メニューを食べるようになりました。
3.患者さんの食事指導は厳しいが自分はおろそかになりがち
患者さんの食事指導の時は、3食栄養の取れるものを取りましょうと指導しますし、糖尿病の患者さんがお菓子を食べていたら厳しく指導していきます。しかし、看護師は上記のように、早食い、ジャンキーフードを摂取しがちなります。また疲れた後の糖分接種で差し入れのお菓子を病棟の看護師みんなで食べたりしています。どうしても忙しく、ストレスになりがちな看護師は、患者さんの食事指導には厳しいですが、自分には甘くなってしまうんですよね。
4.看護師を辞めたくなる時期が定期的にやってくるけど、でも辞められないのが看護師
看護師の仕事は、忙しく過酷です。もっと楽な仕事をしたい、楽しい仕事をしたいと感じるようになり、今は年に1度、新人の頃は月に1度看護師を辞めたくなる時期は来ます。しかし、いざ転職を考えると、自分ができるのは看護師だけということに気づかされて、なかなか看護師という職から離れられないのが現実です。しかし、患者さんから「ありがとう」と言われたり、患者さんが回復していく様子がみられたら、「看護師をしていてよかった」とやりがいを感じられるので、なんやかんやで辞められないのが看護師です。そこで私は看護師が辞めたくなったときはひたすら同期と飲みに行き、この気持ちを共有していました。共有してくれることで気持ちがすっきりしてまた頑張ろうと思えるんですよね。
まとめ
いかがでしたか?共感してくれた方は多いのではないでしょうか。看護師ならではのエピソードはほかにもたくさんありますよね。この機会に看護師仲間と話をしてみるのも楽しいかもしれません。